倒産防止共済のおすすめ

中小企業倒産防止共済

倒産防止共済とは?

取引先が倒産してしまうと、たとえ自社の財政状態が健全であっても、資金繰りに行き詰まり、連鎖倒産してしまう恐れがあります。このような場合、掛金総額の10倍(上限8,000万円)まで無利息で最大5年間お金を借りることができます。

貸付以外のメリット

納付した掛金は、個人事業主の場合は事業所得の必要経費、法人の場合は損金に算入することができます。また、掛金納付月数が40カ月以上の場合には、掛金全額分の解約手当金が受け取れます。

制度の改正

貸付限度額の8,000万円への引き上げ

共済金の貸付限度額が3,200万円から8,000万円に引き上げられました。なお、実際の貸付額は、「取引先事業者の倒産による被害額(回収が困難となった売掛債権等の額)」と「掛金総額の10倍(上限8,000万円)」のいずれか少ない金額となります。

掛金の積立限度額の800万円への引き上げ

共済金の貸付限度額の引き上げに伴い、あらかじめ積み立てることができる掛金の上限が320万円から800万円に引き上げられました。これにより、平成23年9月末日時点で制度改正前の上限額320万円に達している契約者については、掛金納付の再開始の届出により掛金の積立を再開することができます。なお、10月以降に320万円に達した場合には、掛金の掛止めの申出がない限り掛金の納付は継続します。

掛金月額の上限額20万円への引き上げ

掛金月額の上限額が8万円から20万円に引き上げられました。これにより、掛金月額は5,000円から20万円までの範囲(5,000円単位)で選択できることになりました。

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